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やる夫が第一人者になるようです1

2009.06.30(22:34)

3 :1[sage]:2008/12/19(金) 20:40:39.54 ID:x2fe33Uo
時は紀元前1世紀
地中海の覇者、ローマは見果てぬ混迷の中にあった
                  ______
    _                | 内 乱 中  |
   `))               | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄        ジ
       ( )            ∧              ジ ャ
      ( )         <⌒>     (⌒ ⌒)    ャ |
 ウーウー.( .人         /⌒\  \( ,,  ⌒)// | ン
    人/  ヽ  ______]皿皿[-∧( ⌒ ,,  ,, )  ン
   ( ( )( )  )三三三∧_/\_|,,|「|,,,! (  ,,   )   !!!
  __| ̄田 ̄田 / ̄ ̄Π . ∩  |'|「|'''|「(    )
 /__,|==/\=ハ, ̄ ̄|「|ガシャーン |「| | *   +




4 :1[sage]:2008/12/19(金) 20:42:54.12 ID:x2fe33Uo
マリウス、スッラ、ルクルス、ポンペイウス
政治の混乱、乱立する軍閥、その中からついに1人の勝利者が立ち上がった
ローマが生んだ只一人の創造的天才と呼ばれた男は全ての政敵を排除しローマの支配者となった
                    ,_,..,ィヽ,、       |
                   /;;::r‐~-ミ、     |   I AM
                 4~/へi::::::;/,ヘミ7     |  D I C T A T O R
                 '-l|<>|:::::|<フ1|i'    ノ ( 私は独裁官です )
                    l! '" |::::l、~`リ    へ
              /`ー、  ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、 \
           ,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y;  ヽ、_` ー―――――
      ,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト-    ~` ー- 、_
   , ィ ´      ,ゝ、_ `r'   l |  、レ // `テ三..ノく _ `       ヽ、
  /       , -' ,、  `、_)   l,i,  i //  (/  ...,,;;;;:` 、        ヽ
 ;'       '" ノ ;;;;::::      i !  : //    .....:::::;;イ、_、_\ _    _ノ
 l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,//  - = ""::;; :/       ` '''' '"
            ヾ :;;;,,     ,i l,//     ,,..," /         _,,.....,_
   ,. -- .,_        \ :;,.   ;'  V ;!   `;  /;: ノ      ,.ィ'"XXXXヽ
  /XXX;iXXミ;:-,、     ヾ  '" ''' /./!  ヾ   /    ,. - '"XXXXXXXX;i!
 ,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、  i   、. / ;:::゙i   ;: , |  ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
 |XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、    ,! ,': : :|    ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
 !XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i  `   ;! : :  i!  / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
 XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::!   `. /::    | '"   l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
 XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::!    |::     |    i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
 XXXXX/ \XXソ::::::::::/     i!::    ノ     i!::::::::::::ゞXX:/  lXXXXXXX|
 XXXX:/   `ヾ::;;;;;:ツ      ヾ;::: ; ノ      ヾ:;;:::::::ゝ'"     ヾXXXXX |
  XXX/       `ヽ 、     _ゝく      _,,. -`''"        i!XXXXX:|
 XXX7           `'''''''''''"    `'''''''''''´              |XXXXX !
 XXX|                                      |XXXXX|




5 :1[sage]:2008/12/19(金) 20:45:41.22 ID:x2fe33Uo
改革の旗手たる男の人気は特に若者達の間ですさまじく、ローマの上流階級の子弟の間では
改革派の息子と保守派の父親との間で家庭内乱が起こることも珍しくなかったという
この物語の主役に関してもそれは同じであった。ただ一つ、些細な違いを除いては……
          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ      葉月はサイコーだお!
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)      闘神都市2は90年代最高傑作の一つだお!
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /|^| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
|     ノ     | |  |   \| |             |
ヽ    /     `ー'´     | |            |
 |    |   l||l 从人 l||l   | |     VAIO     |
 ヽ    ---一ー_~、⌒)、⌒)^),|_|              |
  ヽ _____,ノ|____|_|____________|

  やる夫(ガイウス)・オクタウィウス・トゥリヌス

彼は内気で繊細な少年だった




6 :1[sage]:2008/12/19(金) 20:47:12.53 ID:x2fe33Uo
生来の病弱さを差し引いても彼の生い立ちと環境は決して恵まれたものではなかった。

早すぎる父の死。
 ______
|   ∧ ∧   |
| 〔( -Д-)〕 |
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
|⌒⌒⌒ <⌒ヽ o 。 うああぁぁ...
|      <_  ヽ。
|      o とノ ノつ
|       。  | ~つ
        __
       /ノ ヽ\
     / (● ●)\ グスッ、トーチャン……
     (  o゚(_人_)゚o )
     ノ/) ))     /) )) バン!!
    (_つ ))  _ つ ))  バン!!



7 :1[sage]:2008/12/19(金) 20:55:54.30 ID:x2fe33Uo
                     ,   x-‐…ー- 、 `ヽ、
                       /,∠ -―- .._   \  \
                // , /      ヘ  \  \
                    , ' /   /   / /  /   \ /
                 /  厶⊥」..._// /  リ    ∨    i
              厶イ  / ヽ  ` \,イ  !   /     |  おばあさまの家で
                   | { __、    __ \ | i /  ,    |  いい子にしてるんじゃぞ?
                    j/j/l イバ      `   乢/  /     ,′
                 ,' tkノ    丐=ミ   /  //   /
                         {k.ノハ/  //   /ー┐
                   |  '      `¨  z,彡kj/}  /ー‐┘
                    八   、 __           - ソ  ,′
                /   >、       / ̄匚彡 |
                 / //`'ーr―ァ' ´   イ    |
              ///   / /\_/  |     |
              // (   ( /  /\  |     |
.           //    \ / x-<.: : .:∧ {      '.
        //  ,x==彡'  /    ヽ: : :.| ヽ     \
         { /   ,《   / /        i.: .:lノハ\ \   \
         '(      / /.:| i        |/:.:,'|,小.  \   \
              ,イ   / : : | |     ;' j : : / |/// !   )、   \
             〃|  /|: : :∧_|      !ノ.:., '  |// |   | \   \
              {{.∧ 乂.: .: .: :|    |.:,イ    レ′|   |   }   }
            〃 j,厂|.: .: : : :|     | /|   |   |   |  ,′  ,′
              {{     j.: .: .: .:.|     |.:〉 |    |   j   j  /    /
             }}     /. : : : : :|     |:\|    |   /  / /   /

        __
       /ノ ヽ\
     / (● ●)\ カーチャン、カーチャン!
     (  o゚(_人_)゚o )
     ノ/) ))     /) )) バン!!
    (_つ ))  _ つ ))  バン!!



8 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:00:29.34 ID:x2fe33Uo
そして、姉と自分を残して再婚した母親

これだけでも生い立ちは決して恵まれたものではなかったことは理解してもらえると思う
だが、最も大きな問題点はそこではなかった。最大の問題、それは彼の育った環境に他ならない
そう、やる夫が引き取られたのは「権力者」の家だったのだ
                ィ ィ、 ノ|ィ   ,,,ィ
    ,、-ー '''' ー 、/|(イ(-'"ノノ''''"イ"''''"´"レ,、-ー ''''''''
   /       ヽ"(ヽツツイ,ーイ},,从ッレッッ/   
  /    義   ',)))ヽ)ツ;;(从Lミミミ〉〉;/  ご  お
  ,'          lリヅ从ミミ从`' 、;;));;ll|  ざ  は
  l     母    |;;;;ィノイミ从从ヽヽ"l|||  い  よ
  l           l;;;イ从从从゙l|||从从l l;|  ま  う
  ',.    上   /|;;;|、ノ从从;;;;从从;;从ヽ す   
  ヽ       /l|ノ)从从l| l|l||;;l|イイ从从ヽ   
   ゙' 、 !! /;;;イノノノノノl||l;;;;ツ从;;/;;;从从`゙)ノ― ''
    ノ>―''ヽ;;;;l|;;;|彡ノノイl|;;|;;;;l;;;;;|;;;;/从;;;;)从从之
    之三;;彡;;;、l|;;|;;;lイ/从ノ;八;|llYイノイ/;;从从ニ<
    /イ/t=;;;;;ミィ;;;;;;;;;;;`ミ;;人ィ''彡二二ミ゙'、j;;jj;;ュ;;;、)
    ((/;;|lヽ;;|、'''ィ,t;;ッ=、;;;j人;;;ィ:;ミッ;ラニ' イ;;;/ l|;;lト
     ゙之;;;'、l|;;゙, ::、` ̄´´":|"ン:::::::::'''イ:.. リ;イ),r';;之ー
     {彡;;;ヽ;;;',::::::...   ::::|: リ::::  ゙  イ;/ノ;;;;゙l|
      ゙|/;;;;;;;|゙:',:::::: : : ::; 、j_, -、:::    イ;|゙/;;;l从
      ノノ;;;;;;|:l|:', :::: : :::`゙'ー '´"    ,':::l|/;从`' 、
  ,, 、-ーz''"イリ|l|::|l:'、 : ::::::: ,;}、     / :: ゙l、从l|',::ヽ
''" ,、 '":/   /|::}}:::ヽ ::::::r'二゙゙'ヽ   , '::: :: ::l|彡 ',从
 /イ::/:: ::::/::l| }}:::::ヽ :::::..'""''   , ':::::: :: ::}::l|彡::: ll||
/"://::/ ::::ll/::::l| :}} : :::ヽ ::::.ヽ   /::::::::"} }:::|彡 ::: |||
ノ//::/ : ::::ミ/:::::リ :}}  ::`---- '´ :::::" } }:::|彡三::|}
/:/::/:  :::::/ ,,イ   ::::::\:::ー '´  :::"   :::|彡三 l}}
//:/::  :::,'    {  ヽ ::ヽ    :::    ::リ::::彡 l}}
イ:/::  ::::リ'ー、,,   ヽ  \::::',彡  /彡   ::/::::彡  l}{
l l|::::   ::| " `''ー、::ヽ、  '、 l|  :/彡 ,, 、-/彡彡 ミ}}
、ll、;::  :::::|::::ー、:::::   `゙゙'''ー'、 /ー―´   /彡彡彡ミ;;
::`'' 、、 :::: |           y'::::''"    イ::::彡彡三ニ




9 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:05:45.30 ID:x2fe33Uo
          {  ``、`       / / /////__/ . ),   《,、、
     _______    ∧   、ヾ、ヽ、ヽ,  / ,//'''':::::::::,'  `彡 '´__彡彡" ソヽ
 ┌'`'´    ̄ヽvヽ、 ミミヾ、ヽ、 ,, ノレ''''ノ''/:::::::::::::;;   '-ニ、,/     彡}
 「         |、` ミ、、,ヾヽヽ'`'´: :/ : : l `;::::::  :::::..   ミニ : : : :   /、
 .|      :     ト`、ヽヾ`;;;;;;; ': : . .. : : : ,'/ ..::::  ::::: ::::;;;,  ミ--       ミ__
 |.      :     ト、 ミ| ';;;;;  ` .:::. :::/,,,'':::,';;;;,,,, ,, ;;;,,;;;;;;;;;..... ヾ、、、     --ヽ
 |.   ..   :    ト、、、.|  ;;;;,, ;;; ;;;;;, ', ;;:::,、,`l!',',,,,,,',,__'',,'',,::::::.. Y___     、ミ
 j      .:    | ゙} ミミ , ;;;;;;;,, ;;;; l、ノ:::;ヾ ヽ/ /ヘソノ--':::::::::..... ゙、、___ jヽ、ヽミ
 ヽ         j  ト、ヾ| ;;;、、'゙ヽヽ;;;! 彡彡;; ゙゙゙゙゙゙゙゙゙̄``::::::::::::::::  ト- / ヽヽ彡
  l__      /  ヽ | >,-、ソ,-;;; :::::::::::::::::::::     ..::::::::::  .| /´`´ .|ト
   ヽ---、, ' ̄    ミ, ヽ彡'-';'''; ; ;' ::::::::::::::::...     ..:::::::::::::::/' |/:::丿 ...::;l |
              `、l!   :::::ヽ :::::.......-っ    ::::::::::::::::::/   ,;;' -- '/ヽ
               ヾl!   :: ヽヽ '´:::::/     `ヽ:::::::´   lヽ__ / ミ
                ヽ|! ........... ヽ::::, '       :::::::::::.   |:::::::: }}/ ,
                 ',  :::   ,`-_'_______    :::::: ::::::.  ,'::::::::::.. 彡,, /
                  l!  ::  /´´   ....`` ::::::::: ::::: l!:::::::::..  `>彡
                     l! :..  ,;'´´::::::::::::::::::.....:::::/ ::::''' .l!:::::::::::::::  ..::::
                    l! :: ヾ'   ヽ:::::::::::::/    /::::::::::::::
                    l!   .:::::::::..        , - ´:::::i::::::   /::::
                     li   ::::::::::::::::.   , - ':::::::::::::::::i::::::  ヽ:::::::
                     li  :::_,,::::::::_::::, -';;;;;;;;;/:::::::::::::i:::::::...  ´ヽ
                      ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/:::::::::::: ''' }::::::::::::: ,..l''
                       ヽ ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i::::::::::::::  ,'::::::::::::::,/

ヴィーナスの後裔を名乗るその家は名に恥じず多くの女性親族を抱えていた
権力に群がるのは人の習性。だが、表に出ない女性同士の権力闘争はどうしても
隠微なものに走りがちだ。やる夫が投げ込まれたのはその真っ只中だった
傷つきやすい心が二次元に走ったとしても誰がそれを責められよう
10 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:12:14.86 ID:x2fe33Uo
だが――やる夫は自分を不幸だなどと考えたりはしなかった
内気な性格の奥にはそれらを凌駕する炎が燃えていた
                     __
           |\ ∧ ∧ /   `i
         /|ノ  `´ `´ `vi     |     
        l     __    ヽ    |     
       </ ̄ ̄ l水l ̄ ̄\/    |  
        | , --、    ,--、 |     |
        | lへ ヽ  / .へl .|    ヽ| 
        | |  \|  |/   | .|     |  
        | |ヽ二>|廾|<二ノ.| .|     |  
        ヽヽ.  '|   |   / ∧    |  
         \`ー'  ::::`ー''/ ヽ   |  
    ,, -‐'' ̄''▽\   ::  /||::  ヽ  |l   
 ,, -‐''., ― 、  ヾ, `ー― '  ||:   |::::::〈::l
. r‐厂(~.二.~)、  ヾ \ /.  ||:   |:::::::::V
「| |  |`ーイ  ヽ   ||      ||    |::   |
| | |  ヽ  X   〉::.. ||  ::: ||    |::    |
ヽヽヽ  ン   /::: :::||  : ||  .....ii::   /
   ̄(()_|/!!:  :::||.  ||   ..::::::  /
    
     ガイウス・ユリウス・カエサル

ローマ最大の英雄が自分の大叔父である
それだけで自身の環境問題など些細な、取るに足らない問題となった



11 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:15:14.24 ID:x2fe33Uo
そしてもう一つの理由は――
  
      / ̄ ̄\   
    /ノ( _ノ  \    あらよいしょっとぉぉぉぉーーー!
    | ⌒(( ●)(●)     
    .|     (__人__) /⌒l
     |     ` ⌒´ノ |`'''|
    / ⌒ヽ     }  |  |              
   /  へ  \   }__/ /             / ̄ ̄\
 / / |      ノ   ノ           / ●)) ((●\’, ・
( _ ノ    |      \´       _    (   (_人_)’∴ ),  ’
       |       \_,, -‐ ''"   ̄ ゙̄''―---└'´ ̄`ヽ   て
       .|                  ______ ノ    (
       ヽ           _,, -‐ ''"  ノ       ヽ   r'" ̄
         \       , '´        し/..     | J
          \     (           /      |
            \    \         し-  '^`-J

    「彼」の存在である



12 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 21:22:08.56 ID:x2fe33Uo

        /   (○)  ヽヽ  
       /   (⌒  (○)/   パルティアに出撃する準備をせにゃならんと云うに
      /       ̄ヽ__) /   司令官殿は何をしておいでですかな。ん?
      /     ____/
      /   ;/(○)三(○) (ギリギリギリ)
    /   ;/   (__人__) ヽ;
  /   ;|      `⌒″ ui
  i   ; |   ;j        |;  荒事はやらない夫に任せてあるから関係ないんだお
  ヽ   \    n⌒)  /;
   | \  (⌒ヽ/ ./  ノ `i             
   |   \  ̄_/ ̄ ̄ ノヽ.
   |    ;/ ̄   ̄ ̄ ̄   |

やらない夫(マルクス)・ウィプサニウス・アグリッパ



13 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:25:56.54 ID:x2fe33Uo


      / ̄ ̄\
    / `ー、   \ はぁ……ガイウス様はどうして俺に
   (●)(● )    | 白饅頭のお守りを命じたんだか 
    (__人__)       |                / ̄ ̄ ̄\
    l`⌒´     | ) )             /  ─    ─\  いーからオメーは自分の
     {        |            /   ( ●)  (●) \      仕事に専念するお
     {       /          ( (   |       (__人__)   |
プシュー  ヽ  /::: ::: ::: :: ::          \        ̄   /  フキ
.   ,-‐-、/::: ::: ::: ::: ::: ::: ::          /    ` ー─ 'ノ⌒⌒ヾ  フキ
  ノ .「トィ__::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::        /        γ      )
 ( ̄ ̄ヽ-( )::: ::: ::: ::: ::: ::: ::         /   \   /ヽ      ((
. /(  ̄ヽ ) | \::: ::: ::: ::          |   、  \/ /)      ヽ
/ ( ̄ヽ ) |                     \    /
.   ̄`-'一



14 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:29:45.26 ID:x2fe33Uo

   / ̄ ̄\          
 /  _ノ   \                
 |   ( ●)(●)l ハイハイ、わかっただろ、常識的に考えて……
. |    (__人__) |        
  |    ` ⌒´ |        
.  |         }          
.  ヽ        }        
   ヽ     ノ
   /    く
   /     ヽ

18の少年といえど最高権力者の家族、それも(遠い親戚にすぎないが)
男子となれば相応の役割が要求される。政治家が軍人を兼ねるこの時代にあっては
小勢と言えど司令官としての経験を積むことは後のキャリア形成に重要な意味を持つ



15 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:31:43.12 ID:x2fe33Uo
が、致命的なまでにやる夫は荒事に向いていなかった
戦に向かおうとすれば生来の病弱が祟って間に合わず

        / ̄ ̄ ̄ \
      /υ \:li|:li|:l/\    
  __ /  し (>)三(<) \  ぽんぽんが痛いんだお
   ( |  ∪::li|(__人__)li::::J |     
  \ヽ\__  `⌒´__/ \   
    \( ̄ ⌒⌒⌒⌒ ̄⌒ ⌒ ⌒ヽ
     ヽ               \
      \               \
        \               \




16 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:41:30.25 ID:x2fe33Uo
急いで駆けつけてみれば嵐に出会い

;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:..‐:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.:;.ノ.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
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   i        |    i                    i
        l                 |   l                       l
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           l      |           l|      |                   i
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""~~~~  ~~~~~  ~       (  ( ̄|  (           ~~~~~
      ~                  、___`t-'ーイゝ-i    ~~  
~~       ~~              ヽ] ̄二二二7        
     ~~~        ~~ ""~~~~  ~~~~~  ~  ~~~




18 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 21:50:41.36 ID:x2fe33Uo
辿り着いた先は敵陣ど真ん中

        / ̄ ̄ ̄\_
       /:::/:::::::::::\( ;:;:;) ようやく辿り着いたお……ん?
      /( ;:;:;:;:;ノ:::::::<-> \ 
    (;:;:;:;;;:;  (__人__)   .:::::)
    ./ ||    ` ⌒|||    ,/
   / / |\/ /  /l |  ̄
   / /__|  \/ / | |
  ヽ、//////) /  | |
   /  ̄ ̄ /   | |
____,/  )--- ヽ   ヽ つ

''';;';';;'';;;,.,                  ザッ
   ''';;';'';';''';;'';;;,.,   ザッ
   ;;''';;';'';';';;;'';;'';;;
    ;;'';';';;'';;';'';';';;;'';;'';;;
      vymyvwymyvymyvy     ザッ
ザッ    n_n,n_n、n_n,n_n、n_n,n_n、
      ∩_∩^-^∩_∩^-^∩_∩^-
  ザッ   ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩ ∩__∩
         ∩_ ∩__∩ ∩__∩ _∩ ∩_    ザッ
     ∩___∩    ∩___∩ ∩___∩ ∩___∩
     | ノ      ヽ   | ノ      ヽ | ノ      ヽノ      ヽ
     /  ●   ● | /  ●   ● |  ●   ● | ●   ● |
    |    ( _●_)  ミ |    ( _●_)  ミ  ( _●_)  ミ  ( _●_) ミ < スペインから来ました!! 
    彡、   |∪|  、` 彡、   |∪|  、`\ |∪|  、`\ |∪| 、`\
   / __  ヽノ / / __  ヽノ /´>  ) ヽノ  / ノ //ヽノ /´>  )
   (___)   / (___)   / (_/_)   / (_/    / (_/



19 :1[sage]:2008/12/19(金) 21:55:28.90 ID:x2fe33Uo
命からがら逃げ延びるといった有様

    ―― [] []
   | l ̄ | |
   |_| 匚. |
\\   | |
   \\ |_|  / ̄ ̄ ̄\
     \\/ ─   ─ \
 [] [] ,-, /  (●)  (●)  \
   // /    (__人__)     \    ,.r-、
 匚/ /      `⌒´       \  P{三)
    /              |\   \/\ノ
    /ヽ/^y           |  ヽ     /
\  (、、J  |           |   \_/
 \\    |           |
   \\ |            |
\    \/           7
从从   (            /
Σ  ヽ、  へ        ω/
Σ  /  ̄   \     \
Σ_ノ \、__ / \      ヽ
  \\  \ \   \    〉
 ̄\\\ ̄| \\  //  /
 ̄ ̄\\\ ̄\ \//  /
 ̄ ̄ ̄\\\ ̄|  // /
 ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄\二フ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄|_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\  \

軍功を挙げる上げない以前の問題である
悲惨を通り越して醜悪とすらいえる様を尊敬する叔父に晒した
にも拘らず、叔父は自分を見捨てるどころかこうして補佐役を送ってくれたのだ
やらない夫は、やる夫にとって叔父の好意の証だった。



20 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 22:02:26.27 ID:x2fe33Uo

 |/.:.:.:/.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.::/.:.:.:.:.:/<ヽ.:.:i.:.:|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
 .|i.:.:.:/.:.:.:.:/.::.:.:.:.:.:/.:.:.:.:/.:.:.:/;;//iヘvwv| :|.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
 |.:.://.:.::.::/.::.:.:.:.:/.:.:.:/:.:.:/;;////   .|.:|.:.:.:i.:.:.:.:i.:.:.:|  
 |:.:| |.:.:.::.:i.:.:.:.:.:::i.:.:.://.:::../;;;/.//    |:.:|i.:..:i.:.:.:.:i.:.:.:| 
 |:.| .|.:.:.::.:i.:.:.:.:.:i.:.:/ー;;/ソ/ // -==、_.|:.| |.:.::i.:.:.::i.:.:::| 
 .|:| .|.:.:.:.::i.:.:.::.:i.:.:ム;r-y,ネ'  // -_、,,,,__ .|:;ヘ|.:..:i.:.:.:i.::..:|  申し訳ありません
  ii |i :i.:.::i.:.:.:.:|ヤケiテうト`  ,/'´  '´,ケネデヌ;., |.:.:i.:.:/|.::.::|i  弟があなたの手を煩わせているようで……
  .` |iト,.:i..:i.:i.:..:|{_|;:::::`}:| /     |{::::::f;;イソ:.i.:.イ./.:.:.::|i  
   |i|i.:.::ト,.:iヾ;;:| ャ:::::,ソ        .セ_:::::ソ/.:.:/.|/.:.:.:.:|.i  
  .|i|i.:.:.:;iヾ;ヽトヽ ̄      .    .~ ̄ /イi.:.:|i.:.::.:.:.| .i  
  .|i |:i.:.:.:.:i..:`,ミ:ト、       i:       ' /V::./.:.:.:.:.:|| i 
  |i .|.:i.:.:.:.:i.:.:.:.:トト`: .、.   -:‐     , r'´.:::|.:.:/.:.:..:.::|| i
 |i |:.:i.:.:.::.:.:i.:.:.::i.:|;:;:;:;::`i  、 __ , . r'´;:;:i:;:;;:/:/.:.:.:.::.:.:|.:| ii 
. |i |;:;:;i:;;:;:;:;:;:i;:;:;:i:;|_,/ i       :ト、;;;;i;;;//;:;:;:;:;:;:;:|;:;::| .ii
.|i .|;:;:;:ト;:;:;:;:;:;:;:i;:;::i:|           \/';:/;:;:;:;:;:;:i;:;:::|  .ii
|i .|;:;:;:小;:;:;:;:;:;:;::i;:;::|_,,...,,_   ._,,,__:/;::/;:;:;:;:;:/:|;:;:;::|  .ii
  ノ'´ |:ハ;:;:;:;:;:;:;:;:i :|`ヽ,       , r'´/;:/;:;:;:;:;;:/;:/\;::|  ii
. /   |:| .ヽ,;:;:;:;:;:;:;i:|= =`=、   ,r'´ _./;:/;:;:;:;:;;:/;::/   \  .

            オクタウィア

やる夫にとって母親代わりでもあった最愛の姉



21 :1[sage]:2008/12/19(金) 22:11:46.08 ID:x2fe33Uo
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \   
 |    ( ⌒)(⌒)  イ、イエ。これも任務の内ですからッ!
. |     (__人__)  
  |     ` ⌒ノ      
.  ヽ       }    
   ヽ     ノ   
   /    く  
   |     \
    |    |ヽ、二⌒)

   / ̄三\
 /;;;; _ノ 三 \
 |;;;;;;;   ( ○)(○)  
. |;;;;;    (__人__)   .
  |;;;    ` ⌒´ノ   (ああ、この佳人の血にあの白饅頭と同じ
.  |;;;;        }       DNAが流れているなんて信じられないだろJK)
.  ヽ;;;       }
   ヽ;;;l    ノ  
   /    く  
   |     \  
    |    |ヽ、二⌒)



22 :1[sage]:2008/12/19(金) 22:18:06.69 ID:x2fe33Uo
貴人に対する礼を守っただけだ!
      / ̄ ̄\                            なに人の姉ちゃんに色目
    /ノ(  ゝ 、_,ノヽ        r'´ ゙ヽ      /`ヽ            使ってやがる脳筋野郎!
    | ⌒(( ●)(●)        ヽ   ヽ从从/   /        \   /\
.    |     (__人__) /⌒l     \  \/  /て       (●)liil(●) ノ( \
     |     ` ⌒´ノ |`'''|    ∑ ヽ/  /  そ     / (__人__)  ⌒   \
    / ⌒ヽ     }  |  |      ,)/  / \ く     |   |!!il|!|!l|         |
   /  へ  \   }__/ /      /   /\  \      \i⌒ヽェェ|      /
 / / |      ノ   ノ    /   / YYY\   \     \ \  /⌒,/´
( _ ノ    |      \´    /   /       \   \     / \ \/  /l
       |       \_,/   /         \   \_/    \__ノ |\
       .|            /            \             |) )
       ヽ          /               \           ,r' /
         \      , '´                   `' ,        /ー'′
          \     (                     )     /
            \    \



23 :1[sage]:2008/12/19(金) 22:22:22.16 ID:x2fe33Uo
            /    /  ,、 |、|"゙`、    `、
           l    /  / | .|.l|   l  .::::::::::l
            | |   l  /_,. | .| |ト、  | ,  .:::::::::|
           | |   l/l/'´ // /  `メノl /l .:::::::|
           、ヽ   ,ィチ斤、′   ミュ' !.:::l:::|   あの、どうか、二人とも落ち着いて……
            | \ {b::::::リ    P::::::リ / .:::|:::ト、
            ト、  `ド-‐'   ,  `‐-'/l.::  |:::| ヽ
            |::|   ヘ         /:::|.::. |::::| `、
             |:::|  ::::「` 、   ´`  イ `|.:::. |:::::|  \
              |;:イ  ::::|  l ` ー ' ´  !  |.::  ト、:::|
           /';:::|   :::|.  |‐- 、 , -‐/   !.::. |:::ヽ、
          /::::::::';::|  :::|   ヽ   /   |.::  |:::::;'::::::ヽ
            l::::::::::::';:|  :::|  __\/__  |.:::. |::::;'::::::::::::l

問題は山積していた。とはいえ、やる夫は恙無くローマにおける名誉あるキャリアを歩もうとしていた
しかし、運命の日――紀元前44年3月15日が迫っていることをまだ彼は知らない



24 :1[sage]:2008/12/19(金) 22:31:40.89 ID:x2fe33Uo


紀元前44年3月15日、ガイウス・ユリウス・カエサル凶刃に倒れる


その報は地中海世界を揺るがした。
やる夫は天地が逆転したかのような衝撃を受けた
      ____
     /      \
   /  _ノ  ヽ、_  \
  /  o゚⌒   ⌒゚o  \ 嘘だ……お、叔父上が……叔父上がっ!
  |     (__人__)    |
  \     ` ⌒´     /





26 :1[sage]:2008/12/19(金) 22:50:43.03 ID:x2fe33Uo
パルティア攻略のためにアポロニアも集結中だった諸将も程度の差はあれ心情は同じであった。
しかし指揮官である彼らには悲しみにくれる贅沢は許されない

   / ̄\
  |  ^o^ |y━・~~~  < では、このままで
   \_/
   _| |_
  |     |
         / ̄\
        |     | < ええ、全軍の終結を待ちながら本国の動静を窺いましょう
         \_/    ここにはカエサルの家族もいるのですから……
         _| |_
        |     |

誰もが静観を望んでいた。ローマは支配者を失ったことで必ずや乱れる
既にローマは誰にとっても安全な街とは呼べなくなっていた

カエサルの家族をそのような混乱の渦中に放り込むなど最初から考慮の外だ
皆がそう考えていた――ただ一人を除いて



27 :1[sage]:2008/12/19(金) 22:56:51.82 ID:x2fe33Uo
         ____
       /      \
      /  ─    ─\
    /    (ー)  (ー) \   それは、違うお
    |       (__人__)    |  やる夫の役割は速やかにローマに戻ることだお
     \      ` ⌒´   ,/ .
    ノ           \ ´                

好意からの提案を撥ね付けられた指揮官達は猛烈に反対した。だがやる夫は頑として譲らない
結局、やる夫は身内の者達だけを僅かに連れてローマに戻ることとなった。



28 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:02:20.78 ID:x2fe33Uo
ローマへの帰路、船上にて

               ,,-‐‐‐--  、、                               .。o
              /´   . .. .. .. . .. `ヽ 、                          ___  ,.,,. ..,, ,..,. ,  ..;,.
  ,,,,…'''゙゙゙ ̄ ̄i ̄ ̄ ̄``````````````````i```゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙''''''''''''''i…… ,,,,、        / i.|,,,;`;"´";" '
 γ゙゙i゙゙     .i                  .i ;; ;;        .i     i  ````''''‐- 、、!,!
.|  i =ゝ    i    炊いた肉号       i           i     .i       ==!)
ゝ, .i         i                   .i           .i     !   ,,,,...-‐'''  i |'';;,,、、
  ゙:::!,,,,____!_____________!___,,,,,,,,,,,,,,,,,.....!.......--‐‐'''''"      \_!.! ´゙`゛"''゙."'゙゙ ゛ ゛"'゙.
                                                        
29 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:08:02.52 ID:x2fe33Uo
     ____
   /      \   
  /  \   _\    
/    (―)゛ (―) \  やる夫の結論が不満かお?
|      (__人__)    |  
/     ∩ノ ⊃  /
(  \ / _ノ |  |   
.\ “  /__|  |   
  \ /___ /       
                    ,, -‐ 、
                  /'    ヽ
       / ̄ ̄\      ./      i
     / ._ノ  ヽ、\    /    ...........i
     |  (●)(●) |  /   ..:::::::::::::::|  当然だろ、常識的に考えて 
     |  (__人__)  |  /  ..::::::::::::::::::l     死にたがりにつける薬なんてある訳ないからな
     .|   ` ⌒´  .} ./  ..::::::::::::::::::::!      
      |         }/  .::::::::::::::::::::/        
      ヽ       ./   .:::::::::::::::::::/         
      .ヽ    . ./  .:::::::::::::::::::/          
   ,. ‐'"´  `'‐,r''"~   .:::::::::::::::::/           
..:./,. -‐‐- 、 l′     ..:::::::::::::/|            
:,'      /       !.:::::::/:i..:..l
r   、  /           !::::::::::: i..:..i
l  .......`:i    i         !:::::::::: ゙、:.i
!  ::::::::::/    i       i:::::::::: ヽ:i
.! ::::::::/     i      .....i::::::::::: ヽ
.ヽ ::::::|  `、   `、  .....::::::::::::l::::::::::::  `,
/ \:::l.   `、   ヽ::::::::::::::::::::l:::::::::::  /'''ー─----、
   `ヽ   `、  .::::\:::::::::::::::|::::::::: /,,   ,. ‐;''



30 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 23:12:07.43 ID:x2fe33Uo
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)
/    (●)  (● /;;/ どうしても、ローマでやらなければならないことがあるんだお
|       (__人__) l;;,´ 
/      ∩ ノ)━・'/
(  \ / _ノ´.|  |
.\  "  /__|  |
  \ /___ /

   / ̄ ̄\          
 /  _ノ   \             
 |   ( ●)(●)l 
. |    (__人__) |  敵討ち……か?
  |         i 
.  |         }          
.  ヽ        }          
   ヽ     ノ
   /    く
   /     ヽ





31 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:14:56.73 ID:x2fe33Uo
     ____
   /      \ ( ;;;;(
  /  _ノ  ヽ__\) ;;;;)   
/    (─)  (─ /;;/  
|       (__人__) l;;,´(それもある……けど、後回しだお)
/      ∩ ノ)━・'/    
(  \ / _ノ´.|  |    
.\  "  /__|  |     
  \ /___   

ローマ唯一の支配者である叔父の死が引き起こす凄惨な権力争いをやる夫は予想していた
未然に防ぐには何者かがカエサルに代わる権力者として立たねばならない
その「誰か」を見極めること。それがそれが自分の使命だとやる夫は感じていた



32 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:17:35.00 ID:x2fe33Uo
南イタリア、ブリンディシウム近郊

イタリアに上陸したやる夫にすぐさま一報が届けられる
        ∧
      /|\⌒`ヽ
     v||.| |||\〃ヽ
     |!‐,‐、,┐| ..::::|   た、大変ですやる夫様!
     l|`T ̄~| | :::::|   
     'λ|__/√ヽ/⌒ヽ
     /`!___,ノ〃/ r ⌒`ヽ
    /ヽrrrr‐、  (   〉``ヽ
    |ト、i   ) ..:::γ    /  
     t ヾ  √⌒ヽヽ  .ゝ´
  (⌒oゞ _\   .:.\ノ
    Y |¥彡 `ヽ、::::ノ┘
    ` (○0ニニニニ;〔

          / ̄ ̄ ̄ \  ホジホジ
         / ―   ― \
        /   (●)  (●)  \
        |     (__人__)      |   ん、どうしたんだお
        \   mj |⌒´     /
           〈__ノ
          ノ   ノ



33 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:20:16.10 ID:x2fe33Uo
                            ∧
                               〈 :::〉
                            ,. -一にコー- 、
                        /   r个 、   ヽ
             /^ 、           {  /, /||ト、 \__L、       /\ あなたがカエサルの
              /   \       r┴'n |:|| :|||::!「| 「!  /     /     ヽ 後継者に選ばれたのです!!
               /              ヽ、l」 |:|l:::|||:j.|j└,ィ〈     /
           i       i       rく|「辷‐ュ小t'ブィ ムヘ     /       i
           |        |    ,.一>、|ヽ ` ┬ '´ 〃|/ニヽ__/          !
           |        | _,.-ベ¨  \_〕 |  r' /`ー-- 、ヽ      |
           |      「 __〉 ∨ハ  \_j__/「ヽ トヽ  | ト--=、     !
            j∠ニニヽ  「  __〉  Vハ  ヽヽ ,' / ! ヽ ヽ\ | |二コ ヾ、  |
         / /  ,.-ヘ   |ヽ. __〉ヽ〈  、  ヽ∨{|  ヽ_,コ |L_! ∥  !\
        /     /⌒!  | ヽ !ヘ∨⊥ --ゝ、 〉! y'´  __ノ .ハ  | ∥  !  ヽ
          /          ハ .|  └‐' ヘ ∟----、 ヽ'  /_/ /   ̄  |   |`ヽ、}
       { /(    /ノ| .!    ___ゝ--`ニニニ二 -一__' . --,   ノ   |`丶ミヽ
      ,.‐'/ / ヽ--一 / | |  ___ヽ__´"''--.,,Y,.r''" ̄_,. -ァ′ }   /   ヽヽ、
     /      Vニ=ニ / ̄_ _丿ヽ  ̄´"''- 、レ''"´_   --!   ノ /       V ヽ
    /  /       }く  ,.ィ´   /  )_ ヽ---- 、j /  ___/  .ィ ∧ヽ、    }  」
  /   ノ!     /  ヽ{_,!   (,r   /   )_ ー―- 、_ノく__/         / /  ヽ ヽ.__ノ\ ヽ
  {ヽ/  、     /  ノ} j  /   ノ  /  )_,. -宀---ヘ._   _,ノT ヽ  ヽ`ヽ`ヽヘヽ人
   V/ヽ >-<ニ二,_ノy'|    /' /'  / }   /r‐、\    ̄ //\ヽ._ ゝミ、ヽ}ト-ゝ \
  // _」L厶-┴…''´ ! ∨ / / /ノ ' ノ  //‐r‐ヽ ヽ       (   `ーニ>)/ム-┴┴‐- _、
 ,厶イ           〉 ヽ ∠ -- ニ_/ _/r'´   }_〉、ヽ._  _)      厶'´ ___  `ヽ
/ /            / \ ヽニ=ィ´ ̄_,.-< /`ー‐イ  ヽ`T---r‐′    / / ̄ | !  / `ヽ、 ヽ
!                ̄Zニ´-‐'´ /⌒ヾ    )、  ノ>r'V      / /           ヽ }
!|                  / ∨⌒ト-、..._,...>、_/`Y^ー'⌒Y 〉       ∨            }/
!!             /    ヽミゝヽ\  `Y     〉   ,ノ/         }              /
ヽ_\_________/       \>こニ>、__ト、_,. ‐'`ー-'          /           /



34 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:22:30.88 ID:x2fe33Uo
        ____
      /::::::─三三─\
    /:::::::: ( ○)三(○)\   
    |::::::::::::::::::::(__人__)::::  |
     \:::::::::   |r┬-|   ,/ 
    ノ::::::::::::  `ー'´   \

   / ̄三\
 /;;;; _ノ 三 \
 |;;;;;;;   ( ○)(○)  
. |;;;;;    (__人__)   .
  |;;;    ` ⌒´ノ    
.  |;;;;        }   
.  ヽ;;;       }
   ヽ;;;l    ノ  
   /    く  
   |     \  
    |    |ヽ、二⌒)



35 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:25:28.62 ID:x2fe33Uo
     //            //  そんなっ…!
.    / / __,‐⌒ヽ、       //  バカなっ…!  ありえないっ…!
   / / /   '─ \    / /   カエサルの後継者だとっ…! 予測していたと云うのかっ…!
  //ノ ノ-、 (○つ\  / /   そのために…   ローマに帰ることを主張していたのかっ…?
//  | 。(○)  、゚ ヽ, ヽ l l   どうして……  こんな…
/   ヽ Uヽ__,,,トー'i   )| |  ありえない……!  常識的に考えて……!
      ノ    ` ⌒''  ノ | |  どうして…
    (           } ノ ノ  どうして…  こんな…
     ヽ         //  こんな…
      ヽ      //      こ ん な こ と が っ … … !

やる夫にとってやらない夫の存在がカエサルの好意の証であったように、やらない夫にとって
やる夫の補佐と云う役目はカエサルからの信頼の証であった。いや、でしかなかった

だがこの瞬間、やらない夫はカエサルの忠実な駒と云う枠を飛び越えてやる夫と云う
一個の人間に畏敬を覚えていた



36 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:29:47.43 ID:x2fe33Uo
    
   / ̄ ̄\
 /   _ノ  \   
 |    ( ●)(●)    
. |     (__人__)   なぁ、コレ何かの冗談だろ?
  |     ` ⌒´ノ    そうだよな、やる夫……って!?
.  |         }     
.  ヽ        }
   ヽ     ノ  mm  
   /    ̄ ̄ ̄ つノ   
   |    | ̄ ̄ ̄   



37 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:35:20.30 ID:x2fe33Uo

                 / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
                /                     \
              /                        \
             /      ―――            ――― \
           /          _                _   \
          /          /´ ,..::::::::::.ヽ ヽ         /´ ,..:::::::::::.ヽ ヽ \
        /        ,'  ,;::::::::::::::::::', ',       ,'  ,;:::::::::::::::::::', ', \
       /          {  {:::::::::::::::::::::} }        {  {::::::::::::::::::::::} }  \
     /           '、 ヽ::::::::::::::/ /        '、 ヽ::::::::::::::/ /      \
     |            (;;;;;;;;;;)) ̄ /       |     \   ̄          |
     |            /'       /        ∧      ',               |
     |          {{        {        / ヽ     }               |
     |           ヽ       ヽ___/ __ \___ノ            | 
     \          人        ヽ   ´    `  '             /                                                                              /   
        \       `                            /     
         /                                     \      
        /                                          \    
      / ̄                                             \  
    /                                               
内気な少年は憧れと云う激しい炎を内に抱えていた。激しい炎は今や消え去り、
やる夫の胸中には今、無明の深海の如き充足感と絶壁の如く屹立する揺るぎない
決意のみが存在していた。やる夫は正しく理解したのだ。叔父の遺志を。



38 :1[sage]:2008/12/19(金) 23:39:55.54 ID:x2fe33Uo
やる夫は叔父に憧れる少年であってはならない。共に理想を抱く同志として選ばれたのだから
叔父の理想を成し遂げるのは何者かではない。他ならぬ己自身だと確信した

    r`"⌒`ー=v ‐-、
    1:::::.....................  }
   |:::::::::::::::::::::::___::リ,
   r| ::::::::::::::( )|'爪|::jリ
./``======_‐ラ(6フ
ヽ、_ __... == (●) \  (今、理解した。言葉ではなく心で理解したッ!
  |     (__人__)'    |   やる夫が叔父上……いや、義父上の理想を継ぐのだとッ!!)
  \     `⌒´    /




40 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 23:41:24.59 ID:x2fe33Uo
故に――
            / ̄\
            |    |
            \_/
              |
           /  ̄  ̄ \
         /  ::\:::/::  \   やらない夫、その名は違うお
        /  .<●>::::::<●>  \   今のやる夫は「やる夫・ユリウス・カエサル・オクタウィウス」
        |    (__人__)     |
        \    ` ⌒´    /
        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \



41 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/19(金) 23:44:24.38 ID:x2fe33Uo

            / ̄\
            |    |
            \_/
              |
           /  ̄  ̄ \
         /  ::\:::/::  \
        /  .<●>::::::<●>  \
        |    (__人__)     |
        \    ` ⌒´    /
      , .-‐- くJ(      ゝ-rr- 、、    
     /Y  ,r 、 `ー r'"^〃 、  つヒヽ   
    ,ノ '^` i! =テミ i' 天ニ  ミ、 ='"^ヾ } つまり、呼ぶ名は一つ。『カエサル』だお
   ,/ ''=''" ノ-‐'ヾ-人,,__ノnm、''::;;,,  イ
  i!   ,∠-―-、、     `ー'フヾ、  j
  f'´    ノし   `丶、 ー=ミ-JE=-  /
  ヾ=ニ- 彡^ 〃   ,,>、、`''ー-::,,_,,ノ
    ``ー--┬:, ''"~´フ ソ´`7'' ''"´
         ,に (`゙゙´ノ   f^ヽ
        ,ハ    ,ィ'   ,;-ゝ、
        /ミ`ーt!,_,ィ-‐彡''"^ヽ
        /  ヾ::::::::::::::::r''"  ぃ ;}
       l   t:::::::::::/    ノ /
       l!   `'T7′   / /

この日、少年は世界を背負うことを決めた





42 :1[sage]:2008/12/20(土) 00:03:09.44 ID:GS7NDAQo
どうも>>1です。
期待してくださった方には申し訳ないのですが本日はこれで終了です
次回は早ければ日曜、予定通りなら月曜あたりに投下しようと考えております
「短くてもいい、とにかく更新しよう」をモットーに努力しますのでご容赦の程を

これより下は>>1の下手糞な嘘が暴かれる前に自分で暴露する自虐のコーナーなので
興味のない方読み飛ばしてください。では、次回、また





44 :1[sage]:2008/12/20(土) 00:08:53.77 ID:GS7NDAQo
                                ,、
                                 | `ヽ、
                         ,r‐--}`ヽレ‐-、.`ヽ、
.    \                 /    ,|   }`ヽ、.`ヽ、`ヽ、
.     \                 /   / //|  | /|  `ヽ、`ヽ `ヽ、
         \          //  / // .l  l/| |、   ヽ ヽ  `i >>1の都合で出番が無くなった為に
          \         / /  / //| /|   | l| ヽ     ヽ ヽ   | 急遽こちらに回された高翌良みゆきです
           \     l  |   / /,.. -、 l   | ,..-、 ヽ     ヽ ',  | 皆さん、よろしくお願いします
            \-、    ! / l //r`::r ヽ、.l lr:::ヽヽヽ   i ヽ .l |
                r'{ヽ ',__  ヽ{ ト| l l.:::ノ i__,/ ゝ l:::::::r' 〉 ト、 ', ∨ |
                {ニi//`ヽ、 l 、i. ___,ノ '、  `ー ,' / |) ) } | ヽ′
             y /     ` <  |` 、_ ー `ー‐'_,/  |'´ | ,/ | ||
                >'       ,/ /ヽ,.-、_>-‐ <)   l  レ'  | ||
                \   ,/  /   ,//::/ /::/   /     | }{
                \ /  ,.-‐'   ,∠ f=======┐   |( ヽ
                  { { i、___ / /|     ||    |   i   l ゙゙゙゙
             __... -‐ヽヽ|′/l/⌒,ネ    ||    |  |  l
      ,.-‐ ´        / ///:::://ー┬-r、i´|`レ)_|,  |   ',
     /,..-‐ァ'´    _,. '´/ // ,/::::/77:::::::| lヽ、_ノl )ヽ  |   ヽ
.     〃´ //  / /  /   ,|::::/:/::l:::::::ノ|  \__,/ノ /  |   ヽ
      / ,イ  / /  /  /::レ'::/::::|/|::|    \__,.<      |     ',
.      l i |  |/  /  //::::::/::::::::::::l:::|       ヽ     |    }
      ヽ、|  / /  /::/::::::::::/::::::::::::::l::::|        ヽ    |    /
        ヽ/ /   ,/:::::/::::::::::/::::::::::::::::l::::|          ヽ   l    /
         { /    /:::::/:::::::::::/:::::::::::::::::l:::::|           ヽ ノ  /
         /   /___'ー- __く‐-、:::::::::::l::::::l           ヽ /
.         /    `ー-〈:::::::::::/ | ヽ、ノ:::::::|                 ヽ
        く           `ー-/__|   |`ー--|        __... -─-、 ヽ



45 :1[sage]:2008/12/20(土) 00:13:20.76 ID:GS7NDAQo
               r-、
           rー―― !: : `´ ̄`. .' . 、
         ,!: : : : : : :!: i : i、: : : : : : : :ヽ、
         /: : : : : / /|: | : l:!ヽ : : : : ヽ : :ヽ
       / : : : : : ,': ,' .! l: : !| l: i、: : : ヽi : ', さて、今回の嘘は……最初からですね
        / : : : ,: : ,!-!‐ !,l: : l:! !‐!- 、 : : ヽ : !  やる夫が恵まれない生い立ちと云う時点で
.      ,': i: : : i: : :l :l  lノ!: : !! |/ ヽ : : i: ',: |   見る人が見れば噴飯物です
      l : |: : : !: : :N  _! : リ ' _ ヽ: :|: :V
       |: /!: : :|: : l. ,´== `r‐{. ==ミ!i: :h: !
      l/ !: : i、:i'{ ''''   ノ ,.ヽ  ''''ノ,ハ:l,ハ,!
        ヽ: l ヽ!:`iー‐‐' r‐┐`''''",!,! :i' :|:i
         ヽ! ,|: |:i`'ー- `_‐',., イ: !': : !: :!:!
      r 、     /|: :!|: : |, '^'、 ,ハl:/: : :,! : ',|
     ヽ ヽ_r_v r! :ヾ―l,  V  /: : : ハ: :ヽ
        Y,. -{ Y!:',: :ヽ:.:.V´,フ、ヽ/ : : /:.:`i,: : :',
       l、/´)ハヽ'、 :ヽ:.ヾイ|.!|、! : :, ':.:.:./ ! : : ヽ
      / `ュ,ノ }i 〉ヽ :ヽ:ヾ|,|,!'l: :/:/:., '  !: : : : ヽ
        ト´、  ノ l':.:.:.:ヽ:}:.:.::.:.:.:|/:.:i//  l: : : : : : i
        !  `    !:.:.:.:.:lノ:.:.i:.:.:.:.:.:.,' /  l: : : : : : |





47 :1[sage]:2008/12/20(土) 00:39:55.24 ID:GS7NDAQo
              /     /        `ヽ、
               /‐       //     l      `ヽ
          , ‐´   / ,/ /     l      、   ヽ
        / ,  ,  /  / /l     l ハ      ヽ   ヽ
        / /   /  / /'´7/    l / -Lll       ヽ l  ヽ
       / /  /  /  /  / l l   l /  l. l ト、      V.   l 実は、亡くなったやる夫の父親は元老院議員でした
     l /l   /  / / _,/、」│   l/  ヽl l `     ヽ   l 生え抜きのローマ市民でこそありませんが
      l/ l  l   l / 〃、フ:、∧  l  ニ=ミl、ヽ     ヽ  l  ローマの最高権力者の親族と結婚できた一事を見ても
         l   l    ハ〈/:::::::::ll ヽ l  ´,、/`:、ヽヽ     l l  十分すぎるほどの有力者だったと言えるのではないでしょうか
       l ∧   l ∧ l:、: :d l _〉l  l:: :::::::::〉,l l   、 l l 
       ヽ Nゝ、  |l l  `─' ラ´F   l: : ´,、/N、 l   l  リ  スエトニウスは「地元ではオクタウィウスの名を冠した祭儀が 
        ヽ ヽl`l\`ト、_ ,ノ '  l   ` ‐' ' / ハ. ト   l ll  執り行われるほどだった」と書いています。
               ll  `l,、    。 ヽ、_  _ノ// l N  イlノ l   
                l  〃 ` ‐、_      ̄ ィフ'  W l/l l l  つまり、地方出身のホープと云うところでしょうか
            l  l 丶  ヾ >,‐ ´  レ/   ハ   ヽl l
              l  / l_,_ ,〉, ノ  /'   ノミ、l   ll l
    _    ,、    l / /川   /  /´   /´´  ヽ  ヽ l
   (_r‐、- l. ト 、. l / l 川   /‐-y´´  //´       ヽ ヽヽ
 , -、. l l 丶`´ヽヽl /l 川  / // /´/´          l  ヽl
.(_, -‐-`_   /〃、/ l 川 l  〃l / 〃         l   ヽ






49 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage]:2008/12/20(土) 00:57:53.46 ID:GS7NDAQo
               r-、
           rー―― !: : `´ ̄`. .' . 、
         ,!: : : : : : :!: i : i、: : : : : : : :ヽ、
         /: : : : : / /|: | : l:!ヽ : : : : ヽ : :ヽ   ローマで何か大きなことをやろうと考えたら
       / : : : : : ,': ,' .! l: : !| l: i、: : : ヽi : ',  必然的に元老院議員にならざるを得ません
        / : : : ,: : ,!-!‐ !,l: : l:! !‐!- 、 : : ヽ : !
.      ,': i: : : i: : :l :l  lノ!: : !! |/ ヽ : : i: ',: |  あとで本編に登場するキケロさん程の実力者でさえ
      l : |: : : !: : :N  _! : リ ' _ ヽ: :|: :V  その座を掴むまで長い時間が必要でした
       |: /!: : :|: : l. ,´== `r‐{. ==ミ!i: :h: !
      l/ !: : i、:i'{ ''''   ノ ,.ヽ  ''''ノ,ハ:l,ハ,!  確実に、とは云いませんが生まれたその時から既に
        ヽ: l ヽ!:`iー‐‐' r‐┐`''''",!,! :i' :|:i  元老院議員の席が約束されていたやる夫は『銀の匙をくわえた』
         ヽ! ,|: |:i`'ー- `_‐',., イ: !': : !: :!:!  存在だったと云えるのではないでしょうか
      r 、     /|: :!|: : |, '^'、 ,ハl:/: : :,! : ',|  カエサルの家族となって後は余程のことがなければ確定事項
     ヽ ヽ_r_v r! :ヾ―l,  V  /: : : ハ: :ヽ  でしたでしょうからむしろラッキーボーイと考えたほうがいいかも知れません
        Y,. -{ Y!:',: :ヽ:.:.V´,フ、ヽ/ : : /:.:`i,: : :',
       l、/´)ハヽ'、 :ヽ:.ヾイ|.!|、! : :, ':.:.:./ ! : : ヽ
      / `ュ,ノ }i 〉ヽ :ヽ:ヾ|,|,!'l: :/:/:., '  !: : : : ヽ
        ト´、  ノ l':.:.:.:ヽ:}:.:.::.:.:.:|/:.:i//  l: : : : : : i
        !  `    !:.:.:.:.:lノ:.:.i:.:.:.:.:.:.,' /  l: : : : : : |



50 :1[sage]:2008/12/20(土) 01:17:49.31 ID:GS7NDAQo
                           ヘ
                   /゙  ̄ ̄ `ヽ|: : :\ー- 、
                      /: : : : : : : : : : :|: : : : : : : : : : ヽ、
                  /: : '´ : : : : : /: :l : : : : : : : : : : : :.\
                 / : : : : : /: :/: :/: : : : : :/|: : : : : : : : :ヽ   
                 / : : : : : : /: : _/:_:/ !: : : : / |: | : : : : : : : : ',  
                 /: : : : : : : : /: :'´/|: / |: : : : |  l:丁`ヽ: : :ヽ: : :i  母親に捨てられた件に関しましても、当時の風習で
             /: //: : : : ,': : : / .|/  :l: : : : |  ヽ|: : : : : : :.∨ |  再婚先に連れ子を連れて行かないのは普通のことですし
                // ,' : : : : i: : :/ ,ィ≠k ',: : : :.| z=kVヽ: : : : : ∨  
                  | : : : : :|: ://代 ノハ  ヽ:..:::| f..う㍉ハ: : : : : :l  再婚相手の男性と仲が良く一緒に遊んでもらったという
          | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|小 {i ::::::j} } ∨:| {i:::::::ハヾ|: : :|:: :│  微笑ましいエピソードが残っています
          |  ━━━━━  l{ハ V廴ソ f==fヾ Vヒ ソ j: :.∧:: :|  
          | ローマ人の物語|ヘ}、 _ _ ノ ' ヽ、 `¨ ノ| :/小: :|  やる夫が不幸設定なのはあくまで本編の中だけであって
.         /^) ~~∴~~  |: :ゝ _ ::.:.  こフ   ̄.:.:::/ :|/: : | ∨  実際には稀に見る幸運児だった――と云うのが客観的評価でしょうか
       {/ ス          |: :.|: :.|> ,  __    </: : :|: :.│    
        {/ _ノ           |: :.|少'   r|   Ⅳ\ /: : : :l: :.│   
        ヽ'´_フ             |: :.|    |_   |  ノ: : : :/ : :│
        V|              |: :.|    |  `7 /: : : : /: : : : l
           ト|              |: :ヘ.    |  ,/ /: : : : / \: : : l
           {.L.rー‐、(こ'ー-、__.」: : :}ヽ   |  /  { : : : / /}: : :ヽ



51 :1[sage]:2008/12/20(土) 01:45:35.40 ID:GS7NDAQo
                                ,、
                                 | `ヽ、
                         ,r‐--}`ヽレ‐-、.`ヽ、
.    \                 /    ,|   }`ヽ、.`ヽ、`ヽ、
.     \                 /   / //|  | /|  `ヽ、`ヽ `ヽ、
         \          //  / // .l  l/| |、   ヽ ヽ  `i
          \         / /  / //| /|   | l| ヽ     ヽ ヽ   |
           \     l  |   / /,.. -、 l   | ,..-、 ヽ     ヽ ',  |   
            \-、    ! / l //r`::r ヽ、.l lr:::ヽヽヽ   i ヽ .l |   ……今回はこの2点で解説をおしまいにします。
                r'{ヽ ',__  ヽ{ ト| l l.:::ノ i__,/ ゝ l:::::::r' 〉 ト、 ', ∨ |   間違いその他ツッコミがありましたらドンドンお寄せください
                {ニi//`ヽ、 l 、i. ___,ノ '、  `ー ,' / |) ) } | ヽ′  主に>>1が喜びます
             y /     ` <  |` 、_ ー `ー‐'_,/  |'´ | ,/ | ||    
                >'       ,/ /ヽ,.-、_>-‐ <)   l  レ'  | ||    それでは、また
                \   ,/  /   ,//::/ /::/   /     | }{
                \ /  ,.-‐'   ,∠ f=======┐   |( ヽ
                  { { i、___ / /|     ||    |   i   l ゙゙゙゙
             __... -‐ヽヽ|′/l/⌒,ネ    ||    |  |  l
      ,.-‐ ´        / ///:::://ー┬-r、i´|`レ)_|,  |   ',
     /,..-‐ァ'´    _,. '´/ // ,/::::/77:::::::| lヽ、_ノl )ヽ  |   ヽ
.     〃´ //  / /  /   ,|::::/:/::l:::::::ノ|  \__,/ノ /  |   ヽ
      / ,イ  / /  /  /::レ'::/::::|/|::|    \__,.<      |     ',
.      l i |  |/  /  //::::::/::::::::::::l:::|       ヽ     |    }
      ヽ、|  / /  /::/::::::::::/::::::::::::::l::::|        ヽ    |    /
        ヽ/ /   ,/:::::/::::::::::/::::::::::::::::l::::|          ヽ   l    /
         { /    /:::::/:::::::::::/:::::::::::::::::l:::::|           ヽ ノ  /
         /   /___'ー- __く‐-、:::::::::::l::::::l           ヽ /
.         /    `ー-〈:::::::::::/ | ヽ、ノ:::::::|                 ヽ
        く           `ー-/__|   |`ー--|        __... -─-、 ヽ



やる夫が第一人者になるようです まとめ


やる夫が第一人者になるようです2

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